職人の”勘”をシステムに落とし込む、それが我々の仕事。

- コンピュータが発明される前から、鉄は作られていました。作るだけなら確かにできます。それをより効率的に、誰がやっても同じようにできるようにするんです。究極の理想に近づけるべく、挑戦は尽きることはありません。

福與:我々の仕事は製鉄会社のオペレータ(鉄を作る人)に向けたシステム開発です。顧客、ユーザと対話しながら、どうしたら効率的に作れるかをヒアリングして提案しています。

高橋:高炉と呼ばれる大きな窯に、風を送り込み、中に入っているドロドロに溶けた鉄の原料を取り出します。その時の鉄の温度や風の強さなど、どのような状況であればより多くの原料を取り出せるか、というデータを収集します。

福與:もちろん、これだけの原料を入れれば、これだけの鉄が取り出せるはず、という予定はありますが、現場では予定通りにいくことばかりではありません。そのようなとき、次にどのような操作をすれば予定に実績を近づけることができるか、ということを指示できるようにする、というのが我々が開発しているシステムの目的です。

高橋:最終的にはAIを目指して、ビッグデータとして取り込んでいる、と言っていいかもしれません。今現在職人の頭の中にしかない「秘伝」というようなものを順次データ化しています。

福與:我々が開発するシステム、その全てが「鉄をつくる」ために存在します。一口に鉄といってもその用途によって求める鉄は様々です。ビルを建てるために使う鉄、自動車を作るために作る鉄など、様々な場所、用途でその硬さや形を変えて、鉄は使われています。

高橋:それぞれの用途によりニーズが違う、それらを最適化するために、数多くのシステムが工場内で利用されているのです。

福與:もちろん一筋縄で開発できるものはないんですよ。何度対話してもしきれない。大阪で職人さんに怒鳴られたこともあります(笑)。開発したら終わりではない。導入してみたら、想定されていないことも当たり前のように出てきます。ただ、使う人があってこそのシステム。だから現地で寄り添うサービスが必要。そこまで行って我々の仕事、システムは完成を迎えるのです。

- ぎらついた新人大歓迎。何事にも挑戦を恐れない、そんなエンジニアと仕事がしたいですね。挑戦を続ける限りは支援するし、「つながり」をこちらから手放すことはありません。

福與:高橋さんと初めて仕事したときは相当に怒ったんですよ、実は。お客様の納品に手ぶらでくるとか(笑)

高橋:さすがに今考えるとあり得ないですね、本当にすみませんでした。

福與:それでも自分がブリッジとしてやっているからには、自分で責任取る覚悟はあるし、その辺りのところをきちんと汲み取ってくれたのは本当にうれしかった。房総半島の言葉への順応性、理解力も相当に高い(笑)し、助かっています。

高橋:技術的にもいろいろなことにチャレンジさせてもらえる、それがモチベーション。こういうチャンスを「房総半島だから」で手放すのはもったいない(笑)。

福與:TSOneってすごいつながりを大切にする会社。つながるために必要なことはコミュニケーション。コミュニケーションの肝は相手の立場に立って話ができることだと思います。

高橋:あとは洞察力のある人と仕事がしたいですね。周りをよく見て、各々の凄いところを見てそれをマネすることができるような。

福與:最後に楽しく仕事ができる人。与えられた仕事をそのままにやっていたら、どんな仕事でもつまらない。興味関心をもって工夫する、できる。挑戦する。大丈夫、責任はこちらで取りますから(笑)。

- 挑戦する環境は用意します。必要なものは一歩踏み出す勇気。

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