TSOneのDX宣言

DX時代に向けて

進化したデジタル技術がビジネスをものすごい勢いで変革させています。しかしながらIT人材不足が不足しているといわれている現状、レガシーシステムの保守・運用にもIT・ソフトウェア人材が多く必要な状況が続いています。

「顧客とつながる」を標榜する当社は、当然に現状の顧客の課題に真摯に向き合いつつ、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって変革する顧客のビジネスを支える新しいシステム構築の良き相談相手となれるよう、最先端のデジタル技術分野の研究開発を推し進めてまいります。

2020年この場でその成果を発表してまいります。

DXとは

企業が外部エコシステム(顧客・市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織・文化・従業員)の変革をけん引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面で顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位を図ること(IDCJapan)、と経済産業省のDXレポート(2018.09)で記載されています。

が、デジタル技術は更に進化を遂げており、現在キャッシュレス決済は100兆円をうかがう市場となっています。2025年、日本の紙幣が新しくなるころにはキャッシュレス市場は165兆円になると言われています。日本円の紙幣の流通量が2019年現在113兆円ですから、それを超えることになります。これはどういうことかというと、今までキャッシュを取り込むことを前提に作られていた機械類、サービスのあり方を新しく考える必要が出てくる、ということです。そしてこの流れはキャッシュレスに限ったことではありません。AIやIoT、仮想化といった技術が進化するごとに、我々の世界のあり方を大きく変えていくことになると予想されます。

日本では早い段階で産業化が進んだために、既に多くの企業でシステムが導入されています。既存のビジネスも当然にシステムありきで業務設計されているため、今すぐに旧システムを捨て、新しいビジネスモデル、新しいシステムで業務を始めることなどできないと思われます。弊社では直近で直面するであろうこの問題に対して、旧来のビジネス、システムをフォローし、新しいビジネス、システムについては顧客と一緒に考え、提案できる、そのような顧客に寄り添う、顧客とつながるシステムインテグレーターを目指してまいります。

(参考)

経済産業省 DXレポートhttps://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html